あとがき

 今年最後、あるいは20世紀最後の号を、20世紀の谷間社の中心メンバー だったピンクさんの訃報によってしめくくらなければならないのは本当に残念 です。  ピンクと言えば、思い出すのは、ライブや文化活動のことよりも、二人で歩 いたおよそ10年前のソウル旅行です。ソウルの安宿や、電車とバスを乗りつ いで見に行ったイムジン河。  今、朝鮮半島やその日本との関係は大きく変わろうとしています。時代は変 わる。そして自らをいつも新しいものの方に考えていた自分が、今や古いもの の方になりつつあるのか、とふと考えてしまう年末、あるいは世紀末です。                            よいお年を!!

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