あとがき
昨年に引き続いて編集を担当した「新日本文学」6月号が、できあがって きました。企画から原稿依頼、テキストデータ作成、校正…と、三、四ヶ月 かかった作業の結晶です。今回、僕の詩作品はありません。いろいろな詩人 の文章や詩を、あーでもない、こーでもない、と並べ、並べかえては、全体 の構成を考えました。それは、けっこうシアワセな時間でした。できあがっ た本には、自分の詩以上の愛着がわきました。個々の詩作品もイイですが、 全体としても、とてもおもしろいモノになったと思っています。 今回は、本をつまみに、あれこれ話す会(合評会)もやりたいと思ってい ます。もちろん参加は自由ですので、興味のある方は一報ください。本を送 りますので。 さて、フィリピンのことですが、とても重たい経験をしてしまいました。 ODAのことや大土地所有制のことなど、知識としては知っているつもりだ ったのですが、…知識は知識、ですね。 では、また。