CD「地球の廻ってる音が聞こえる」 廣石雅信&高梁法
シグナル
あれはシグナルだ あれはサインだ
遠く微かな光だけれど 誰かが出し続けてる
見間違いなんかじゃない 幻なんかじゃない
媚びたりせずに ただ瞬き続けてる
あれはシグナルだ あれはサインだ
靄にかすんでいるけど 誰かが出し続けてる
大きく息を吸って 合わそうなんてせずに
今の自分のままの シグナルを返そう
見過ごすんじゃなくて 憧れるんじゃなくて
今の自分のままの シグナルを返そう
あれはシグナルだ あれはサインだ
遠く微かな光だけれど 誰かが出し続けてる
地球の廻ってる音が 聴こえる
地球の廻ってる音が 聴こえる夜は
体中耳にして その音に浸っていよう
群れなし泳ぐ魚 蝙蝠飛び交う洞窟
風紋描く砂丘 迸る渓谷の流れ
ずっと昔から共に廻り続けてる
時を越え染込んで来る その音に浸っていよう
地球の廻ってる音が 聴こえる夜は
体中耳にして その音に浸っていよう
君の住んでる町 あんたが耕した畑
満ち引く潮 満ち欠ける月
ずっと昔から共に廻り続けてる
時を越え染込んで来る その音に浸っていよう
*発行 なんでやねん社 〒592-0011 高石市加茂1-20,1-204
TEL&FAX 0722-63-3092 送料共\2000
*廣石雅信氏は、ソロ、バンド時代も含めると、たぶん20年以上もフォークシンガーとして活動を続けておられます。
ライブ、テープ製作と、着実に活動しておられます。一方で、仲間たちとミニコミの季刊「なんでやねん」を発行もしています。
*音楽も落ち着いた感じで好きなのだけど、詞がいいと思います。
詞が、思いに後れてしまうこともなく、また詞が、思いを
引っ張っていってしまうこともなく、ゆるやかに寄り添っているという印象です。
それは彼の活動全般におけるスタンスのようなものかもしれません。