ニャンタロー

ニャンタロー 目覚めたばかりみたいな顔して話しあおう いごこちのいいネドコを捨てるときだ トーサンは もういない カーサンも もういない ひとりぼっちみたいな 雨降る午後だな こころ ほそい こころ ほそる にゃんにゃん雨ん中だ 泥の中に片足突っ込んじゃって ニャンタロー ゆっくり泣き疲れて それから話しあおう 目を閉じていては なんにも見えない 耳をふさいでいては なんにも聞こえない 口をつぐんでいては ほら キッスもできないんだから ニャンタロー 崖っぷちで途方に暮れる 寂しい改札口で影と遊ぶ ひとりお客さんに売る絵を描く 新聞紙の下で丸くなる いなかの駅で目覚める早朝には ひとり たとう ひとり たとう まぶしく白い朝の日差しを欲求しよう もっと過激に もっとカクメイテキに ニャンタロー 海に出よう 濡れた足で歩こう 白く波頭がはじける オキ 海に出よう 白く波頭がはじける オキ 海に出よう

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