詩集『やあ』 中尾彰秀 著

ひとこと

ずーと ずーと ずーと ずーと ずーと ずーと ずーと ずーと ずーと ずーと 向こうの 永遠 から やって来る 風 に ひ と こ と 私も永遠だよ

ガーモノクスチン

ガー モノ クス チン と記されている 箱なのだ 箱とは 何かを入れる為に 人間が 作った 小さな空間 違う 作ったのではない 区切ったのだ 空間そのものは 何億年も前からあり あり続けている 一瞬と永遠そこにあり 陰と陽 合体しては 無限のエネルギー沸き出し たかだか 人間の歴史は 破壊の歴史として 恥ずかしながら 空気の裏蓋に 宇宙語で刻まれている では ここに 人間は 何を 区切って入れた ハンガー ワレモノ ワックス □□チン 某日常雑貨店にて 上半分破れたダンボール箱

*最近では、4月の「詩マーケット」でお会いしましたが、朗読に、「森羅通信」の発行にとがんばっておられるとうです。
 発行所 新風舎 東京都国分寺市本町2−2−14

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